
皆さんこんにちは。
AnyVisaのKoです。
今日は少しデリケートな話題ですがカナダ社会における移民とそれに関連する誤解について書きたいと思います。
昨年から改訂(改悪?)されている移民政策の内容の変更などからも、カナダは移民の受け入れに消極的になるのか?と疑問に思われている方も少なくないのではないでしょうか。
移民についてのネガティブな批判的な声は皆さんもどこかで聞いたことがあるかもしれません。
今のカナダは移民が増えすぎて、さまざまな問題を引き起こしている、、、本当でしょうか?
私なりの考えを書きたいと思います。
移民がカナダにとって必要な理由
「移民がカナダ人の仕事を奪っている」と言う方がいます。
でも、ちょっと考えていただきたいのですが、カナダはそもそも移民が築いた国です。
そして今でも、移民が社会の一部として活躍しています。特に、人口が減少している中で、移民はカナダの未来を支える力になっています。
多文化社会がカナダの魅力
カナダといえば、多文化が共存する国です。
いろんな国から来た人々が、それぞれの文化を持ち寄って暮らしています。それがカナダの強みで最大の魅力ではないでしょうか?
国籍や出身地が違う人達が、それぞれのアイデンティティを保ちながら平和に生活を送る事ができるカナダが私は大好きです。
「移民がカナダ文化を壊している」とまで言われる極端な思想の方もいますが、多様性こそが、カナダを特別で素晴らしい国にしているのだと思います。
移民が社会サービスを圧迫している?
「移民が社会サービスを使いすぎている」と言われる方も中にはいます。
でも、実際は移民も税金を払っていて、そのお金が社会サービスの支えになっています。
問題は移民ではなく、政府の政策やシステムが十分に機能していないことにあるかもしれません。
移民を指差して悪者にするのは筋違いだと思います!
誤解が広がる原因とは?
近年、日本やアメリカなどのニュースでも「ヘイトスピーチ」というものをよく見受けられます。
私は、このような移民や外国人に対する偏見やヘイトスピーチは、恐怖心から生まれていると思います。そして、その恐怖心は多くの場合、誤解や、誤った情報に影響を受けたものではないかと思います。
最近の日本でも外国人の受け入れを否定する内容の主張をネット上で目にする事が増えたような気がします。
しかし、実際に移民の方と接した事がない方がニュースからの誤った情報や、想像で語っている場合があるように思います。(私の知人にも何人か。。。)
カナダは移民とともに発展してきました。
移民の一人として私はこれからも、多様性を受け入れ、お互いを尊重しながら成長していくカナダであってほしいと思います。
最後まで読んでくださりありがとうございました!
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