top of page
執筆者の写真AnyVisaジャパン

【Don't panic!】カナダ移民受け入れ減少の発表は大きな影響はないと考えます!




皆さん、こんにちは。AnyVisaのKoです。

現在私は、日本に一時帰国中なのですが、バンクーバーはすっかり冬の気候となったようですね!冬のダウンタウンの街並みが恋しいです。


先日、別の記事にも書きましたが カナダ政府が新しい移民の受け入れ数を減少することを発表しました。


このニュースにより、これから永住権の申請をしたいと考えられてい多くの方が不安を感じられたと思います。

私の元にも多くの方からのご相談のメールをいただきました。


しかし、 弊社コンサルタントのアレックスの見解を聞いたり、 ここ数年の移民受け入れの状況を調べてみると、 それほどパニックになるような変更では無いように思えました。


発表内容と実際のデータを検証してみましょう。


1. 昨年までの目標と実際の受け入れ数

今回最も注目された変更点としては

年間の移民受け入れ数を

  1. 2025年は50万人から39万5,000人に

  2. 2026年は50万人から38万人

  3. 2027年は50万人から36万5,000人

に変更すると言うものです。


もちろん、これから永住権申請を目指す方にとっては良いニュースではありませんが、しかし実際のデータを見ると、政府が数年前に発表していた年間50万人の移民受け入れはこれまでに達成されていません


今回発表された39万5,000人という数字は、減少はしているものの実際の受け入れ状況を反映していると言えます。つまり、この新しい数字は大きな問題を引き起こすものではなく、現実に即したものです。


つまり、パンデミック以降に掲げた年間50万人という新規移民受け入れ政策の目標にこれまで達していなかったので、 新たに目標数を下げたと言う見方ができます。


2. エコノミッククラスの40%がカナダ国内からの申請者を対象

続いて、職歴や学歴などに基づいて審査される「エコノミッククラス」の受け入れの40%がカナダ国内で既に生活している学生や労働者、その他の資格を持つ人々を対象とすることが示されています。

これは現状を反映しており、大きな変化ではありません。

40%という割合は、現在も国内の永住権申請割合と一致していて、この新目標は、現状の移民システムに無理なく適応したものと言えます。


3. スタートアップビザプログラムへの影響

最後に、弊社が最も得意としているスタートアップビザに関する数字も注目されています。

今年の初めには、 新規スタートアップビザの受入れ目標を3500件との発表がされましたが、 2026年からは年間1000件までと新たに発表されました。


しかし、上の2点と同様に、年間1,000件という数字は、過去10年間の受け入れ数と一致していて、これが2026年以降に再び1,000件に戻ることは、昨年の、これまでの3倍以上を受け入れるという目標を昨年以前の実績に基づいて修正したものであるように見受けられます。


まとめ

つまり、先月の移民受け入れ数減少の発表は、減少はしているものの、移民の受け入れが20%も減少するものではなく、どれも現実に基づいた目標に修正したものと見受けられ、カナダの移民システムの安定化を目指すものであると言えます。


もちろん、これからも冷静に状況を見守り、情報を正確に把握していく必要がありますが、これからカナダ移住を目指される方はこれで諦めずに、まずはご自身に永住権取得の可能性があるのかを査定されてみる事をお勧めいたします。



最後に12月のウェビナーの案内です。

2024年12月6日にスタートアップビザ&家族移住のウェビナーを開催します。

詳細はこちらをご覧ください!



最後までご覧くださりありがとうございました。

Ko





Comments


bottom of page